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雑踏花
雑踏花
武将
あぁ小道の端で咲く花を愛しく思えた日から
少しは大人になれたのかなと花弁に触れてみたけど
何が愛しいの？それまでは視界の外だったけれども
自分と重ねはじめた その強さは心打つ
平和がずれていく世界は自由と窮屈が混在する
ついて行けない？ついて行かない？目眩く変わる世界に
人の心は変わらないはずで着飾る物に惑わされ
大事なもの見落としていた日々に気づかされ立ち止まった
戻せない時間だけれど 今からでも遅くはない変われるから
染め直す色は薄くなるけれど 今までの色も残ってしまうけれど
気づいたことで変わることができるから今を抱きしめよう
あぁ小道の端で咲く花を愛しく思えた日から
少しは大人になれたのかなと花弁に触れてみたけど
何が愛しいの？それまでは視界の外だったけれども
自分と重ねはじめた その強さは心打つ
「辛い」ばかりが歩いてるこの街
それでも「幸い」求めて歩いてる
行き交う人影 行き交う街並み…
「ふと、僕は立ち止まった。
いくつもの選択肢があるこの時代。
でも選択肢が限られているこの時代。
誰もが一度は葛藤しているのだろうか。
小道の端で咲く花を思い出した。僕も、
いや僕達もあのように強く咲き続けたい
そう強く思った」